旅立ち🌸

先日大学院を卒業した次男が明日から新入社員研修で東京に2~3ヶ月出かけます。その後は大阪勤務といわれていますが、まだ未定。小さい頃から私を助けて弟の面倒を見てきてくれた。運動が得意ではないのに剣道に３級まで頑張って通い、こて、面、胴とたたかれてもたたかれても「やーっ❗」と向かっていく根性をつかんだ次男は中学はサッカー、高校は軽音と自分からやりたいものをみつけて、大学から大学院にいくときも成績で奨学金は無利子の一種でいくことができました。そんな彼が社会に飛び立つことを家族みんなが喜んでいます。彼は自分より相手を、大事にします。でも自分の努力で自分を大事にします。それは剣道での道の険しさと痛みがわかるから、歯をくいしばることを知っているから、家族が彼のことを愛していることを知っているからだとおもいます。

今日、夕食のときにいろんな話をしました。彼の受け答え、考え方で大人になったなあと思います。
パパさんが、安心して話していられるとニコニコしていました。
漫画が好きで、小三のときに、たまたま家庭教師の宣伝に来ていた営業の人が「分数は習った？二分の一とかいうやつ」と次男に聞いたとき、「あんまし、知らん。【らんま二分の一】なら知ってる」と答えた。アニメの題名である。くちをあんぐりあけてる家庭教師のかたの顔をみて笑ってしまったのと、はずかしかったのと、こいつやるなあと思ったのが忘れられない。(笑)今でも、笑えてくるなあ。ニューアニメとカードゲーム、RPGゲームとパソコン好きなおたく。アニメが実写番で映画化されると、イメージが崩れると常に嘆いていた。それが社会に出る今はキリッと前を向いて笑っている。いつまでこの顔をこそっと独り占めできるのかわからないけれど、優しいお嫁さんをみつけたら役目を交代しよう。親とは産んで育てる喜びと手放す寂しさと両方をかね添えて、手放したら死ぬまで子供の幸せ祈るものなんだと思う。子供が人間らしく苦労しながら幸せになることが喜びであり、それを心のなかではぐくんでいくと同時に、実際は祈りの分、こらえる分だけ自分をまた輝かせていくことが私を思ってくれた両親に恩返しになるんだと思います。
元気で素敵な社会人になれますよう。疲れたら休みに帰ってきてください。あなたのふるさとは何時でもそこにあります。今までありがとう。そしてこれからも・・